『2時25分』


見慣れない部屋の 右端に寄せた
新しい場所 色も無い様な
奪われた意識を 隠すような日々も
期待しないまま すり減らしてさ

戻れない昨日と 不透明な明日に
追い詰められた現在の
忘れられない想いも 閉ざされた過去も
僕は知らないままで

寝過ごした午後の つまらない話を
取り返す気は 起こる筈も無いのに
2時25分を指す針も その音も
憂い気持ちで 消し去って

後悔だけがループして 弱い僕を笑って
今はもう届かないよ

戻れない昨日と 不透明な明日に
追い詰められた現在の
忘れられない想いも 閉ざされた過去も
僕は知らないままで

崩れ落ちた何時かの寒い夜
僕は思い出す、今更
僅かに触れた淡い思いを
未だ覚えてるよ
見失うまでずっと
[⇔return]